「五友爆破株式会社 活動記録集」タイトルロゴ・小

「解体屋(こわしや)ゲン」データベース・第1〜5話


第1話「イヌワシの聖地」
「週刊漫画TIMES」2003年1月10日号 177〜198ページ掲載。
二色22ページ(扉絵込み。以下同じ)。
単行本第1巻・第5話収録(93〜114ページ)。
初出では、本誌197ページ(単行本113ページ相当)左4分の1スペースに広告あり。

連載予告キャッチコピー

「世界的な爆破解体のプロ… いつもランニング姿のあの男が帰って来た!!」

扉ページ煽り文(カッコ内は原文ではルビ。改行は原文ママ。以下同じ)

「世界的な爆破解体のプロ ――
いつも ランニング姿のあの男
朝倉巌(いわお)が帰って来た!!」
(注・下線部分は原文では傍点)

ストーリー概略

久し振りに会った慶子から山奥にある建設途中で工事がストップしたホテルの爆破解体を依頼されたゲンは、
軽い気持ちでその仕事を引き受けるが、それにはとんでもない条件が付けられていた。
その条件とは、この山に生息しているイヌワシを驚かせない為に解体の爆音を響かせてはならないというものだった。
ゲンは頭を悩ませるが、最小限に抑えたダイナマイトの爆音を雷鳴に被せる事で難題をクリアした。

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第2話「曳き家のロク」
「週刊漫画TIMES」2003年1月17日号 199〜220ページ掲載。
白黒22ページ。
単行本第1巻・第6話収録(115〜136ページ)。
初出では、201ページ(単行本117ページ)左4分の1スペースに広告あり。

扉ページ煽り文

「繊細でなければできない爆破解体 ――
ゲンにまた魅力的な仲間が加わって
日本を支える職人の意気地(いきじ)が炸裂!!」


ストーリー概略

慶子から、道路拡張工事に伴う立ち退きを拒んでいる古民家の話を聞いたゲンは、
既に引退し老人ホームで生活していた古い知り合いである「曳き家のロク」こと岩下ロクに、
曳き家(家屋をそのままの形で移動する技術)による古民家の工事区域外への移動を依頼するが断られる。
だがゲンは、挑発的な言葉でロクの職人魂に火を点け、依頼を引き受けさせた。
そして最新の設備により3日で段取りが完了し、コンピュータ制御による曳き家が始まったが、
ロクは長年の勘から、コンピュータ制御の不備を指摘し、手動に切り替わった曳き家を指揮する。
無事曳き家は完了し、ゲンと慶子は職人の経験や勘の重要性を改めて認識する。
そして職人魂が完全に蘇ったロクは、互いに一目惚れした古民家の女主人・菅原ミチと一緒に暮らすと宣言し、ゲン達を驚かせる。

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第3話「夕日を差す女神」(初出タイトル「夕日をさす女神」
「週刊漫画TIMES」2003年1月24日号 221〜242ページ掲載。
白黒22ページ。
単行本第1巻・第7話収録(137〜158ページ)。
初出では、235ページ(単行本151ページ)左4分の1スペースに広告あり。

扉ページ煽り文

「台座はそのままで上の石像の向きだけを
変えるという離(はな)れ業(わざ)に挑(いど)むゲンとロク ――
日仏友好のためにも成功させたいが!?」


ストーリー概略

朝っぱらから事務所に駆け込んで来た慶子がゲンに持ち込んだ仕事は、
製作者である彫刻家の意図に反した位置に設置されてしまった大理石の裸婦像を正しい位置に設置し直すというものだったが、
美術館の責任者からクレーンを搬入出来ない庭園美術館内での作業を迫られ、ゲンはその難しい依頼に頭を悩ませる。
ゲンはロクに、曳き家の技術を応用して作業出来ないかと相談するが、ロクは低周波治療器を使っている最中でゲンの話を聴いていない。
だが、その時のロクによるちょっとした遊びがヒントになり、ゲンは裸婦像の位置修正の手段を思い付く。
2日後、ゲンとロクの共同作業により、無事、裸婦像の位置は彫刻家の意図する方角を指し示すように修正され、
ロクは彫刻家から感謝される。

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第4話「最後の運転」
「週刊漫画TIMES」2003年1月31日号 109〜130ページ掲載。
二色22ページ。
単行本第1巻・第8話収録(159〜180ページ)。
初出では、119ページ(単行本169ページ)左4分の1スペースに広告あり。

扉ページ煽り文

「簡単なロープウェーの鉄塔撤去作業の
筈(はず)だったが、元(もと)駅長の気持ちを察して
最後の動く晴れ姿を見せつけるゲン!」


ストーリー概略

ゲンがいつもの現場をクビになった事を知った慶子は、お詫びの意味を込めて爆破解体の仕事を依頼する。
今回の物件は、閉鎖されたスキー場が使用していたロープウェイ用の鉄塔だ。
解体の準備作業を進めていたゲンは、ロープウェイの駅長だったスキー場経営者の父親に話しかけられ、
話をずっと聴いているうち、彼のロープウェイに対する未練と仕事に対する誇り、そして様々な想いの深さを知る。
その夜、ゲンはある方法を使い、既に電源を切られて動かせないロープウェイの最後の運転を実現する。
それを見守った元駅長は、ようやくロープウェイに対する未練を断ち切り、息子であるスキー場経営者も、父親の想いを理解する。

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第5話「コンビ誕生!」
「週刊漫画TIMES」2003年2月7日号掲載(掲載ページ等の初出データは未調査)。
白黒22ページ。
単行本第1巻・第9話収録(181〜202ページ)。

ストーリー概略

議員による爆破解体視察の帰り、ゲンと慶子は、議員に急かされた運転手が起こしたトレーラーとの衝突事故に巻き込まれる。
幸い怪我人等は出なかったが、トレーラーのギア・ボックスが故障し、道路は封鎖状態になってしまう。
しかも、事故のショックで産気付いた妊婦と、心臓発作を起こした老人がいる事が判り、
ゲンは救急車が現場に到着出来るように、議員の車をダイナマイトで退かそうとするが、点火コードの長さが不足している事に気付く。
一瞬ためらうゲンだが、議員の車の屋根を切断し、爆風除けにする事により、何とか車を退ける事に成功する(起爆スイッチは慶子が押した)。
この一件でゲンは、慶子からの三友リースでの仕事の誘いを受ける事を決意する。

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