恵みのしずく

「おまわりさんが見ているよ」
我が家の三人の子供たちがまだ小さな頃のお話です。とにかく大変だったのが、車に乗せることでした。シートベルトを嫌がり、チャイルドシートに収まろうとしないのです。
ですのでこちらも思わず、「ほら、おまわりさんが見ているよ。連れて行かれちゃうよ」と脅し文句?のような言葉で何とかシートベルトを付けさせていました。
でもあるしつけの本を読んではっとしたことがありました。「人が見ているからではなく、人間はそうしないものと教える。」「~いつも周囲の目を気にして、他人の言葉によって左右される子供になってしまう」というようなことが書いてあったのです。
ですから、それからは、車に乗っても、「おまわりさんが見ているよ。」は言わないようにし(おまわりさんの出番は無くなり)、そうではなく「ちゃんと座らないと危ない」、ということを丁寧に教えてあげるようにしました。もうずいぶん前の事ですが、そのことを忘れることができません。私達は、どうしても、人の目を気にしながら生活してしまいます。でもそれは一番大切なことではないのです。人の目ではなく、どうしてそれがよくないことなのか(今の自分の姿はどうなのか)。自分を見つめる目。が大切ではないでしょうか。そして、もう一つ。神様は、そのような姿をどのように思っておられるか。これらを私たちは大切にしていきたいと思います。