以下の文章は我が家が2回「脊柱そくわん症」の手術を受けて知りえた事、HPを開設してから皆様に教えていただいた事を個人的に纏めたものであり、全員がこのケースに当たるのかは不明ですが、この項目を作成した際に主治医に内容を確認していただき、基本的に抑えておきたい事ですとの回答を得たものです。

手術後の日常生活について

 

1.禁忌動作

     極端な前屈・後屈、ひねる、振り向く、柔軟体操は、手術後一年間は禁止

     目安として4ヵ月から走ることは可、6ヵ月から水泳は可

     マット運動、鉄棒、組体操、柔軟体操、過激な運動は、ロッドの脱転の可能性があるために禁止。

 

2.転倒の注意

     運動靴を着用する。

     浴室など滑りやすいところに注意する。

     学校や街では人が走ってきたり、ぶつかってきたりすることもあるので、注意する。
     転倒した場合には、無理に起こさず手術のあとからの出血、背中の凸凹を観察してからユックリと起こし、どの辺りに痛みがあ     るか確認をする。
     
起こせない場合は無理せずにそのまま病院に連絡をする

     階段昇降時は手すりを使用する。

 

3.定期健診の継続

     ロッド周辺の感染やロッドの脱転時は抜去する必要があるので、定期健診が必要。

 

4.体重のコントロール

     体型が大きく変化するとギプスやコルセットが合わなくなる。

 

5.切開部のケア→ケロイドになりにくくする

     ステリストリップ張用の使用→はがれた時のみ新しく貼り直す。無理に剥がさない。

約一ヶ月使用する

     創の観察を行い、創が開いていたり、発赤、腫張、皮膚の凹凸が見られる時は病院に電話する。異常を早期に発見できるように定期的に家族に観察してもらう。

 

6.学校生活に合わせた個別指導

     通学手段を検討する。

     和式トイレの学校が多いため、しゃがんだり立ったりする練習を行う。出来るだけ洋式トイレを使用する。

     荷物の持ち方→重い荷物は持たない。重さが両手均一になるように持つ。リュックのように両肩にかけるものが良いが、ランドセルも無理な時は使用しない

  持つ目安の最大は体重の1/4まで

     通学は自宅で一週間くらい療養してから開始する。授業を受ける時間は少しずつ増やすようにする。保育室で休むことも大切。

     学校の行事(体育祭、修学旅行など)への参加は、その都度医師の許可をもらう

 

7.家庭生活に合わせた個別指導

     食事:体重コントロールをきちんと行っていくためにも、バランスのとれた食事を一日3回摂る。
      カルシウムとビタミンDの摂取を心掛ける

   排泄:できるだけ洋式トイレを使用する。和式の場合は壁伝いにしゃがみ立ちを行う。

   清潔:入浴時は安定した座位をとり、背中を曲げないように注意する。荒いにくいところは介助してもらう。退院後はシャワー浴のみとし、浴槽に入るのは外来で医師の許可を得てからとする。

   睡眠:布団からの起き上がり…四つんばい、または椅子を利用

    ベッドからの起き上がり…病院と同じ

 

8.異常時の対処方法

     困ったこと、創の異常、痛みがなどがあるときは、病院に連絡する。

 

9.感染予防→人工物を体内に入れると感染に弱いことから、以下のことを心掛けるとともに、早期に対処する

  ・体力を落とさない     ・虫歯にならない

  ・傷を作らない       ・風邪を引かない