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つくし(スギナ)


スギナスギナ(杉菜、学名:Equisetum arvense)は シダ植物のトクサ植物門トクサ科トクサ属の植物。

特徴
春にツクシ(土筆)と呼ばれる胞子茎(または胞子穂、胞子体)を出し、胞子を放出する。薄茶色で、「袴(はかま)」と呼ばれる茶色で輪状の葉が茎を取り巻いている。丈は10-15cm程度。

夏には、ツクシとは全く外見の異なる栄養茎を伸ばす。地下茎を伸ばして繁茂する。栄養茎は茎と葉からなり、光合成を行う。鮮やかな緑色で丈は10-40cm程度。主軸の節ごとに関節のある緑色の棒状の葉を輪生させる。上の節ほどその葉が短いのが、全体を見るとスギの樹形に似て見える。

生育には湿気の多い土壌が適しているが、畑地にも生え、難防除雑草である。

なお、胞子体(土筆)の穂を放置すると、緑色を帯びたほこりの様なものがたくさん出て来る。これが胞子である。顕微鏡下で見ると、胞子は球形で、2本の紐(4本に見えるが実際は2本)が1ヵ所から四方に伸びている。この紐は湿気を帯びると瞬時に胞子に巻きつき、乾燥すると広がる。顕微鏡下に胞子の集団を捕らえておき、そっと息をかけると、瞬間に胞子は縮まり、放置すると次第に広がるのは、理科(生物)の授業での、生徒への演示には打って付けである。

また、「ツクシ」は春の季語である。

語源
つくし
スギナにくっついて出てくる事から、「付く子」、袴の所でついでいる様に見える事から、「継く子」となった説が有力である。「つくしんぼ、つくしんぼう」(土筆ん坊)とも。
「土筆」
土から出てきた胞子茎は、伸びきる前は先端まで「袴」に覆われており、その形状が「筆」に似ていることから「土筆」という字を当てられるようになったものと考えられる。
「Equisetum」
学名「Equisetum」の「equus」は「馬」、「seta」は動植物の「剛毛」の意味である。

食べる
「土筆(つくし)」は春の山菜として親しまれている。袴を取って茹でて灰汁を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮にしたりして食用とする。

生薬
栄養茎の全草を乾燥させたものは生薬名を問荊(もんけい)といい利尿作用がある。
ウィキペディアより

胞子を散布する直前の状態

胞子を散布した後のツクシと、地面から次々と出てくる様子。

つくしとすぎな

つくし【土筆/筆頭菜】 horsetail
早春に出るスギナの胞子茎。筆状で淡褐色、節にはかまとよぶ葉がつく。頂部から胞子を出すと枯れる。食用。筆頭菜(ひっとうさい)。つくづくし。つくしんぼ。《季春》


↑トップへ    2009年2月19日作成


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