Kerala

人口3,400万人面積38,864平方q州都Tiruvananthapuram言語Malayalam

位置Map  Official Web

インド亜大陸南西端に位置し、アラビア海に沿って南北に細長く伸びている。湿潤な海からの風が、背後に背負った西ガーツ山脈に当たって大量の雨を降らせ、ケララを他州には見られないような水と緑の楽園にしている。

気候風土

今回私は年末年始をケララの平地で過ごしたのだが、この間1週間か10日だけ日本の初夏のような爽やかな日が続いた。そしてその至福の日々が過ぎたあとは、気がつけば日に日に気温は上がり、日本の猛暑の夏のような毎日が復活した。あれから酷暑期に向かって、じりじりと暑さは増していったのだろう。考えるに、ケララのベスト・シーズンは雨期ではないかと思う。乾期から酷暑期にかけて色あせていた木々の緑が一気に蘇り、日本の春のように色彩に満たされる。また、Kalariの稽古も雨期がシーズンであり、滞在は日本の夏休みあたりを狙うのも選択肢かも知れない。

武術

何はともあれ、カラリパヤットに尽きる。どこが中心かと問われたら答えるのが難しいので、とりあえず、カヌールから順に見ていってください。

人情

インドでも珍しい共産党政権によって長く州政府が運営されてきた。その結果、乳児死亡率はインドで一番低く、また識字率は90%以上と一番高い。高学歴者も多く、普通の人でも普通に英語が通じることが多い。反面、農業と観光以外の産業に乏しく、海外への出稼ぎが主要な外貨収入源となっている。また、ストライキも多く、特にバスのストライキに当たると身動きができなくなってしまうので注意が必要。

人々はその恵まれた気候からか、非常に穏やかでのんびりとしている。一般家庭の庭にもヤシの木が必ず植えられ、バナナも自給できるなど、食べるに困る事はまずないのだろう。特に海岸沿いの都市部では、タミルでは普通に見られるような大八車や牛車などまったく見ることができず、町並みは近代的な装いを見せる。伝統的な赤瓦の木造住宅も年々減少しつつあり、内陸の田舎以外は急速にインドらしさを失いつつある。

観光

KovalamVarkalaなどのビーチ、KollamからAlappuzhaにかけての水郷地帯、チャイニーズ・フィッシングネットやユダヤ教会などエキゾチックなKochinが有名。東部のWest Ghats山脈周辺は様々なスパイスや紅茶のプランテーションが広がり、避暑地としても人気が高い。また手軽に行ける国立公園やWild Life Sanctuaryも多く、魅力的な多様性を備えている。

交通

ケララ州内での移動はバスが中心となるが、ひとつ注意すべき点は、ケララのバスには窓はあるがガラスははまっていないという事。もちろんエアコンなども付いておらず、どのバスも全開のオープン・カー状態で疾走する。では雨期になったらどうなるのか?厚いキャンバス・シートを垂れ幕のように下げて雨をしのぐ。当然風は入らず、車内は半端じゃなく蒸し風呂状態となり、もちろん風景など楽しむ事はできない。雨期に旅するときはこの点を頭に入れて、移動手段を選択して欲しい。

食事

主食はMealsと呼ばれるご飯とおかずのセット・メニュー。タミルと同じようにバナナの葉に盛り付けられる。米の種類も多く、白や赤の丸い米はミールスに、細長いインディカ米はビリヤーニにとメニューによって使い分けられる。米の粉を発酵させて作る料理も多く、また、ココナッツは様々な料理に使われる味付けの主役。Kochinなどでは目の前の海で取れた魚をその場で料理してくれるレストランなどもあり、シーフードも見逃せない。ヒンドゥ、ムスリム、クリスチャンがバランスよくそれぞれの定番を提供してくれるので、食に関しては失望させる事はないだろう。

もちろんトロピカルフルーツは抜群にうまく多種多様。特にバナナの種類の多さは圧倒的。

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