高木美保さんを迎えて『花のシンポジウム』 に行ってきました

 2014年3月23日(日)に広島市南区似島町の似島公民館ホールで開催された題記シンポジウムに行ってきました。

会場へは宇品港からフェリーに乗って行きますが、12時30分発の定期船に乗る前に、宇品港に隣接している

みなと公園で開催されていた「第2回広島みなとフェスタ」を楽しみました。ここでは、”世界のグルメ屋台”のテントが

沢山並び、多くの人でにぎわっていました。私たちはここで何を食べるか迷いながら、青空の下で美味しいお昼ご飯を

いただきました。

 

  お昼を済ませていよいよフェリーに乗りましたが、なかなか出港せず、20分くらい遅れてようやくエンジンが起動して、ゆっくりと船は

港を離れていきました。舳先から見えるその名前の由来でもある、似島の”安芸小富士”が春の霞にぼんやりと浮かんでいました。

久しぶりの船旅に時の経つのも忘れていましたが、30分ほどで似島港に着きました。

 船着き場から会場の公民館までは徒歩1分でしたが、島を訪れる人々を歓迎する花のコンテナーが公民館まで誘ってくれました。

これらのコンテナーの植え付けは島民の方々がボランティアでなさったそうです。これから似島を「花の島」にするという意気込みが

強く感じられました。

 いよいよ高木美保さんの基調講演が定刻どおり始まりましたが、開口一番「間に合ってよかった!!」と声を息を切らしながらのご挨拶でした。

なんと私たちと同じ船に乗っておられたようです。講演のテーマは「命を感じて暮らす」でした。

 

 巧みな話術と女優ならではの表現の豊かさですぐに話に引き込まれていきました。流石でした。

お話の内容は、花を悪く思う人はいなくて、例えばニューヨークのハーレムの有色人種が住む貧民街の少年たちも

花の世話をすることで立ち直っていったとか、映画のグリーンフィンガーで出てくるように刑務所内で受刑者達が花の世話を

して自分を取り戻していく姿などを教えてくださいました。お話の後半はご自分の栃木県那須の野良仕事で実際経験した

感動を楽しく語っておられ、生物多様性を尊重し、人間も自然の中の一部であるという認識が大切であると説いておられました。

 10分間の休憩をはさんで日本園芸福祉普及協会/広島国際大学教授 の吉長先生がコーディネーターを務められるシンポジウム

「似島”花の島”への道」と言うテーマでパネルディスカッションが始まりました。パネリストは日本パークエクササイズ協会代表理事の

青木成夫さん、広島市植物公園の島田有紀子さん、園芸アーティストの橋本真知子さんの3名の方々でした。

パネリストの方々の花の島にするための具体的な提案があり、吉長先生の巧みなコーディネーションもあってディスカションの途中では

会場から拍手が沸いて似島を”花の島”にする島の方々の思いが感じられました。

 ほぼ定刻の16時30分ころパネルディスカションも終わって港へ戻り、17時発のフェリーでまた宇品港に戻りました。

宇品には広島名物の一つである”牡蠣小屋”があり、私たちも当然そこに寄って、炭火で焼く殻つきの牡蠣を堪能しました。

本当に楽しく、有意義な春の一日でした。

:TNSD