第1回
宇宙怪獣、襲来

 遂先ほど、芥辺境藩国にアンノウンの進行が開始されたとの報告が届いた。…と言っても、そんなものを聞かなくとも、そちらの方角を観れば、それが解ったが。

 「絶望的だな。」

 遊々は呟いた。
 同盟国もほとんどは同盟を解除したそうだ。
 仕方ないだろう。我が国も同盟関係にあったなら、そうしていたに違いない。
 たった一国逆に同盟を申し出たそうだが…なんと勇ましき事か。
 だが、遊々は想った。勇気と無謀は違う…と。まあ、それでも尊敬に値する事に違いはない。
 エージェント・戯言屋はこのまま連鎖的に共和国が滅ぶ可能性を示唆している。だが、だからと言ってどうする事も…
 しかし、この戦い…おかしい。何かある。
 そう、英雄でも降りて着そうじゃないか…(注:応援席出来た(汗))
 ん?

 「ふにゃー!」

 フィ、フィーブル王!?か、勘弁してくれ…これ以上引っかき傷を増やさないでくれ…!?
 正に猫のような敏捷さで飛びつくフィーブル王。

 がりがりがり!

 「ぐおぉぉぉ…!?ごめんなさいぃ!出撃しますぅ!だから噛まないで下さいぃ!ぎゃぁぁぁあ!?」

 ぽーん。我が国は戦時体制に移行しました。


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