このページは晴眼者のための「初めての点字『読み方編』」のコーナーです。



点と字の間にある文字を墨点字といいます。
小学生から先生まで点字を学習できます。

ユビキタス時代の社会基盤のひとつ!!
今日からあなたも点字が読めます。
日本語は平仮名で表記します。外来語はカタカナで表記します。

なお、点字では漢字やひらがな・カタカナの表記の区分はありません。
『パソコンで学ぶ凸面(読み面)の墨点字』(ソフトは無料で提供します)

1 初めての点字の読み方入門


目次

(T) はじめに
(U) 点字仮名の構成
1 点字の歴史
2 6点から成る点字
3 母音の構成
4 五十音の構成
5 濁音・半濁音
6 拗音・拗濁音・拗半濁音
7 特殊音(外来音)
(V) 数字など
(W) アルファベットなど
1 外字符
2 ひと続きに書くアルファベット
3 外国語引用符
4 ピリオドとまとめ
(X) 表記符号の構成
1 句読点
2 囲み符号
3 線類など
4 つなぎ符など
5 付加記号など
(Y) 単位記号
(Z) 読んでみましょう
([) 学習し参考にした本など


(T) はじめに

だれか特定の人が使う情報ではなくて、だれでもが知り
理解する情報であるために
点字を共有する意義は大切だと思います。


(U) 点字仮名の構成



1 点字の歴史

点字は西暦1825年、フランスの盲人ルイ・ブライユによって創案され、今では世界各国がこの六点式点字を用いています。
日本の点字は1890年(明治23年)東京盲学校教師石川倉次がこれを五十音に翻訳したものです。

2 6点から成る点字

点字は縦3点、横2点の組み合わせによって構成されています。この単位を1マスといいます。
縦5.6mm横3.2mmの表意文字です。ここから説明する点字のパターンは点字を読むときの凸の形です。
1の点から始めて6の点までの関係を説明します。なお、一つの点の大きさは1.2mmです。(図1)

左の一番上を1の点=@
その下を2の点=A
左の一番下を3の点=B
右の一番上を4の点=C
その下を5の点=D
右の一番下を6の点=Eといいます。

3 母音の構成

母音は1の点、2の点、4の点の組み合わせでできています。

あ=@
い=@とA
う=@とC
え=@とAとC
お=AとCです。(図2)



4 五十音の構成

あ=@
い=@とA
う=@とC
え=@とAとC
お=AとCです。(図2)

母音にBの点、Dの点、Eの点を組み合わせると子音になります。

あ行に6の点を加えるとか行です。
@の点(あ)プラスEの点→か
@の点とAの点(い)プラス6の点→き
@の点とCの点(う)プラスEの点→く
@の点とAの点とCの点(え)プラスEの点→け
Aの点とCの点(お)プラスEの点→こ

か行=あ行プラスEの点
さ行=あ行プラスDとEの点
た行=あ行プラスBとDの点
な行=あ行プラスBの点
は行=あ行プラスBとEの点
ま行=あ行プラスBとDとEの点
ら行=あ行プラスDの点
や=BとCの点 ゆ=BとCとEの点 よ=BとCとDの点
わ=Bの点 を=BとDの点
ん=BとDとEの点

促音符=Aの点(小さいっ)
長音符=AとDの点(動詞以外のう列の仮名は長音符ーを使います)(図3)





5 濁音・半濁音

清音のマスにDの点のマスを前置すると濁音になります。濁音は2マスで表わします。

清音のマスにEの点のマスを前置すると半濁音になります。半濁音は2マスで表わします。

が行は Dの点を前置してから
次のマスにか行です。

が=Dの点の前置マスと「か」のマス
ぎ=Dの点の前置マスと「き」のマス
ぐ=Dの点の前置マスと「く」のマス
げ=Dの点の前置マスと「け」のマス
ご=Dの前置マスと「こ」のマス

が行=Dの点の前置マスと「か行」のマス
ざ行=Dの点の前置マスと「さ行」のマス
だ行=Dの点の前置マスと「た行」のマス
ば行=Dの点の前置マスと「は行」のマス
ぱ行=Eの点の前置マスと「は行」のマス(半濁音)(図4)



6 拗音・拗濁音・拗半濁音

(1) 清音にCの点を前置すると拗音になります。拗音は2マスで表わします。

か行
Cの前置マスと「か」のマスで「きゃ」
Cの前置マスと「く」のマスで「きゅ」
Cの前置マスと「こ」のマスで「きょ」

さ行
Cの前置マスと「さ」のマスで「しゃ」
Cの前置マスと「す」のマスで「しゅ」
Cの前置マスと「そ」のマスで「しょ」

た行
Cの前置マスと「た」のマスで「ちゃ」
Cの前置マスと「つ」のマスで「ちゅ」
Cの前置マスと「と」のマスで「ちょ」

な行
Cの前置マスと「な」のマスで「にゃ」
Cの前置マスと「ぬ」のマスで「にゅ」
Cの前置マスと「の」のマスで「にょ」

は行
Cの前置マスと「は」のマスで「ひゃ」
Cの前置マスと「ふ」のマスで「ひゅ」
Cの前置マスと「ほ」のマスで「ひょ」

ま行
Cの前置マスと「ま」のマスで「みゃ」
Cの前置マスと「む」のマスで「みゅ」
Cの前置マスと「も」のマスで「みょ」

ら行
Cの前置マスと「ら」のマスで「りゃ」
Cの前置マスと「る」のマスで「りゅ」
Cの前置マスと「ろ」のマスで「りょ」(図5)


(2) 清音にCの点とDの点を前置すると拗濁音になります。拗濁音は2マスで表わします。
また、濁音の前置マスにCの点をプラスすると拗濁音になります。拗濁音は2マスで表わします。

が行
CとDの前置マスと「か」のマスで「ぎゃ」
CとDの前置マスと「く」のマスで「ぎゅ」
CとDの前置マスと「こ」のマスで「ぎょ」

ざ行
CとDの前置マスと「さ」のマスで「じゃ」
CとDの前置マスと「す」のマスで「じゅ」
CとDの前置マスと「そ」のマスで「じょ」

だ行
CとDの前置マスと「た」のマスで「ぢゃ」
CとDの前置マスと「つ」のマスで「ぢゅ」
CとDの前置マスと「と」のマスで「ぢょ」

ば行
CとDの前置マスと「は」のマスで「びゃ」
CとDの前置マスと「ふ」のマスで「びゅ」
CとDの前置マスと「ほ」のマスで「びょ」

ぱ行
CとEの前置マスと「は」のマスで「ぴゃ」
CとEの前置マスと「ふ」のマスで「ぴゅ」
CとDの前置マスと「ほ」のマスで「ぴょ」(図6)



7 特殊音(外来音)

(1)墨字でイ列の仮名に小文字の「エ」を添える開拗音系はCの点を前置する。濁る場合には濁点のDの点を前置点に加える。

いぇ=Cの前置マスと「え」のマスで「いぇ」
きぇ=Cの前置マスと「け」のマスで「きぇ」
しぇ=Cの前置マスと「せ」のマスで「しぇ」
ちぇ=Cの前置マスと「て」のマスで「ちぇ」
にぇ=Cの前置マスと「ね」のマスで「にぇ」
ひぇ=Cの前置マスと「へ」のマスで「ひぇ」
じぇ=CとDの前置マスと「せ」のマスで「じぇ」(図7)


(2)墨字でウ列の仮名にあ行の小文字の「ア イ ウ エ オ」を添える合拗音系はAEの点を前置する。濁る場合には濁点のDの点を前置点に加える。

あ行
うぃ=AとEの前置マスと「い」のマスで「うぃ」
うぇ=AとEの前置マスと「え」のマスで「うぇ」
うぉ=AとEの前置マスと「お」のマスで「うぉ」
か行
くぁ=AとEの前置マスと「か」のマスで「くぁ」
くぃ=AとEの前置マスと「き」のマスで「くぃ」
くぇ=AとEの前置マスと「け」のマスで「くぇ」
くぉ=AとEの前置マスと「こ」のマスで「くぉ」
が行
ぐぁ=AとDとEの前置マスと「か」のマスで「ぐぁ」
ぐぃ=AとDとEの前置マスと「き」のマスで「ぐぃ」
ぐぇ=AとDとEの前置マスと「け」のマスで「ぐぇ」
ぐぉ=AとDとEの前置マスと「こ」のマスで「ぐぉ」
た行
つぁ=AとEの前置マスと「た」のマスで「つぁ」
つぃ=AとEの前置マスと「ち」のマスで「つぃ」
つぇ=AとEの前置マスと「て」のマスで「つぇ」
つぉ=AとEの前置マスと「と」のマスで「つぉ」
は行
ふぁ=AとEの前置マスと「は」のマスで「ふぁ」
ふぃ=AとEの前置マスと「ひ」のマスで「ふぃ」
ふぇ=AとEの前置マスと「へ」のマスで「ふぇ」
ふぉ=AとEの前置マスと「ほ」のマスで「ふぉ」
ば行
ヴァ=AとDとEの前置マスと「は」のマスで「ヴァ」
ヴィ=AとDとEの前置マスと「ひ」のマスで「ヴィ」
ヴェ=AとDとEの前置マスと「へ」のマスで「ヴェ」
ヴォ=AとDとEの前置マスと「ほ」のマスで「ヴォ」(図8)





(3)その他

すぃ=Cの前置マスと「し」のマスで「すぃ」
ずぃ=CとDの前置マスと「し」のマスで「ずぃ」
てぃ=Cの前置マスと「ち」のマスで「てぃ」
でぃ=CとDの前置マスと「ち」のマスで「でぃ」
とぅ=AとEの前置マスと「つ」のマスで「とぅ」
どぅ=AとDとEの前置マスと「つ」のマスで「どぅ」
てゅ=CとEの前置マスと「つ」のマスで「てゅ」
でゅ=CとDとEの前置マスと「つ」のマスで「でゅ」
フュ=CとEの前置マスと「ゆ」のマスで「フュ」
ヴュ=CとDとEの前置マスと「ゆ」のマスで「ヴュ」
フョ=CとEの前置マスと「よ」のマスで「フョ」
ヴョ=CとDとEの前置マスと「よ」のマスで「ヴョ」
ヴ=Dの前置マスと「う」のマスで「ヴ」(図9)




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(V) 数字など



<ポイント>「あ い う る ら え れ り お ろ」の順を覚えましょう。

(1)数符

数符はBCDEの点です。 数字は数符を前置して表わします。

数符BCDEの前置マスと「@の点」(あ)で 1
数符BCDEの前置マスと「@Aの点」(い)で 2
数符BCDEの前置マスと「@Cの点」(う)で 3
数符BCDEの前置マスと「@CDの点」(る)で 4
数符BCDEの前置マスと「@Dの点」(ら)で 5
数符BCDEの前置マスと「@ACの点」(え)で 6
数符BCDEの前置マスと「@ACDの点」(れ)で 7
数符BCDEの前置マスと「@ADの点」(り)で 8
数符BCDEの前置マスと「ACの点」(お)で 9
数符BCDEの前置マスと「ACDの点」(ろ)で 0

(2)一つの数には数符は一つ用います

365=数符と3(@Cの点)6(@ACの点)5(@Dの点)

(3)位取り点はBの点です

36,500=数符と3(@Cの点)6(@ACの点)位取り点(Bの点)5(@Dの点)0(ACDの点)0(ACDの点)

(4)小数点はAの点です

3.14=数符と3(@Cの点)小数点(Aの点)1(@の点)4(@CDの点)

(5)アポストロフィはBの点です。

’07=数符とアポストロフィ(Bの点)0(ACDの点)7(@ACDの点)(図10)



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(W) アルファベットなど



<ポイント>「あ い う る ら え れ り お ろ」の順を覚えましょう。

1 外字符

外字符はDEの点です。
アルファベットは外字符を前置して表わします。(外国語引用符は後述します)

(1)aからj

外字符DEの前置マスと「@の点」(あ)で a
外字符DEの前置マスと「@Aの点」で b(い)
外字符DEの前置マスと「@Cの点」で c(う)
外字符DEの前置マスと「@CDの点」(る)で d
外字符DEの前置マスと「@Dの点」(ら)で e
外字符DEの前置マスと「@ACの点」(え)で e
外字符DEの前置マスと「@ACDの点」(れ)で g
外字符DEの前置マスと「@ADの点」(り)で h
外字符DEの前置マスと「ACの点」(お)で i
外字符DEの前置マスと「ACDの点」(ろ)で j

(2)kからt

abcdefghijの点にBの点を加えるとklmnopqrstなります。

外字符DEの前置マスと「@とBの点」(な)で k
外字符DEの前置マスと「@AとBの点」(に)で l
外字符DEの前置マスと「@CとBの点」(ぬ)で m
外字符DEの前置マスと「@CDとBの点」(つ)で n
外字符DEの前置マスと「@DとBの点」(た)で o
外字符DEの前置マスと「@ABとCの点」(ね)で p
外字符DEの前置マスと「@ACDとBの点」(て)で q
外字符DEの前置マスと「@ADとBの点」(ち)で r
外字符DEの前置マスと「ACとBの点」(の)で s
外字符DEの前置マスと「ACDとBの点」(と)で t

(3)uからz

klmnoの点にEの点を加えるとuvxyzなります。

外字符DEの前置マスと「@BとEの点」(は)で u
外字符DEの前置マスと「@ABとEの点」(ひ)で v
外字符DEの前置マスと「@BCとEの点」(ふ)で x
外字符DEの前置マスと「@BCDとEの点」(む)で y
外字符DEの前置マスと「@BDとEの点」(ま)で z

(4)w

jの点にEの点を加えるとwなります。

外字符DEの前置マスと「ACDとEの点」(そ)で w


2 ひと続きに書くアルファベット

abc=外字符DEの前置マスとa(@の点)b(@Aの点)c(@Cの点)

(1)大文字符=Eの点

一つの大文字には一つの大文字符を前置します。

Abc=外字符(DEの点)大文字符(Eの点)A(@の点)b(@Aの点)c(@Cの点)

(2)二重大文字符=Eの点とEの点

二つ以上の連続する大文字には二重大文字符を前置します。

ABC=外字符(DEの点)大文字符(Eの点)大文字符(Eの点)A(@の点)B(@Aの点)C(@Cの点)


3 外国語引用符

(8)外国語引用符=ABEの点***BDEの点

語句や文は外国語引用符でくくります
外国語引用符開ABEの点***外国語引用符閉BDEの点
以下、外国語引用符は外引符と記します。

hope=外引符開(ABEの点)h(@ADの点)o(@BDの点)p(@ABCの点)e(@Dの点)外引符閉(BDEの点)

Hope=外引符開ABEの点と大文字符(Eの点)と大文字符(Eの点)H(@ADの点)O(@BDの点)P(@ABCの点)E(@Dの点)外引符閉(BDEの点)



4 ピリオドとまとめ

ピリオド=ADEの点

疑問符や感嘆符は表記符号の構成で説明します。

A.=外字符(DEの点)大文字符(Eの点)A(@の点)ピリオド(ADEの点)(図12)




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(X) 表記符号の構成



1 句読点

<ポイント>句点・疑問符・感嘆符は前に続け、後ろは2マスあけます。

マス開けは□で示します。

句点(。)=ADEの点□□
疑問符(?)=AEの点□□
感嘆符(!)=ABDの点□□

句点や疑問符・感嘆符の後ろにカギ類やカッコ類の閉じ記号がくる場合は続けて書きます。


<ポイント>読点・中点は前に続け、後ろは1マスあけます。

読点(、)=DEの点□
中点(・)=Dの点□(図12)


2 囲み記号など

(a) カギ類

<ポイント>カギ類は原則として会話・引用・強調に用います。

カギ類の内側は続け、外側は分かち書きに従います。

第1カギ(「」)=BEの点***BEの点
ふたえカギ(『』)=DEの点とBEの点***BEの点とABの点
第2カギ(<>や“”)=DEの点とBの点***Eの点とABの点

(b) カッコ類

<ポイント>カカッコ類は原則として説明や挿入に用います。

カッコ類の内側は続け、外側は分かち書きに従います。

第1カッコ(())=ABDEの点***ABDEの点
二重カッコ((()))=DEの点とABDEの点***ABDEの点とABの点
第2カッコ(〔〕)=Dの点とABDEの点***ABDEの点とAの点


(c) 指示符類

<ポイント>指示符類は傍点やアンダーラインなど、強意の場合と語句の指示に用います。

指示符類の内側は続け、外側は分かち書きに従います。

第1指示符=Dの点とBEの点***BEの点とAの点
第2指示符=Dの点とBEの点とBEの点***BEの点とBEの点とAの点
第3指示符=DEの点とBEの点とBEの点***BEの点とBEの点とABの点(図は省略)

(d) 点訳者挿入符

<ポイント>同音異義語など点訳者が説明を加える必要がある場合に用います。

説明を加える語句の直後に点訳者挿入符で囲んで挿入します。

点訳者挿入符=ABDEの点とABDEの点***ABDEの点とABDEの点(図は省略)

(e) 段落挿入符

<ポイント>本文の要約や戯曲のト書きなど本文とは扱いを変えて書かれている場合に用います。

3マス目から開き記号を書きます。
記号と囲む文の間は1マスあけます。
句点と閉じ記号の間は1マスあけます。

第1段落挿入符=□□ABDEの点とABDEの点□***□ABDEの点とABDEの点
第2段落挿入符符=□□DEの点とABDEの点□***□ABDEの点とABの点((図は省略))


3 線類など

(a) 棒線

<ポイント>棒線は墨字の棒線に対応させて用います。

棒線の前後ろは1マスあけて書きます。
句点、読点、疑問符、感嘆符が続く場合は続けて書きます。
囲み記号の内側とは続けて書きます

棒線(―)=ADの点とADの点

(b) 点線

<ポイント>点線は墨字の点線に対応させて用います。

点線の前後ろは1マスあけて書きます。
句点、読点、疑問符、感嘆符が続く場合は続けて書きます。
囲み記号の内側とは続けて書きます

点線(…)=Aの点とAの点とAの点

(c) 矢印類

<ポイント>矢印類は墨字の矢印に対応させて用います。

矢印の前後ろは1マスあけて書きます。

右向き矢印(→)=ADの点とADの点と@BDの点
左向き矢印(←)=ACEの点とADの点とADの点
両向き矢印(←→)=ACEの点とADの点とADの点と@BDの点

(d) 波線

<ポイント>波線類は範囲を表わす墨字の波線に対応させて用います。

波線の前後ろは続けて書きます。
波線の後ろに助詞などが続く場合は波線を用いず「から」などと書きます。

波線(〜)=BEの点とBEの点。〔図14)





4 つなぎ符など

(a) つなぎ符

<ポイント>数字とあ行・ら行が続く場合に用います。

1語中のアルファベットと仮名の間に用います。
1語中のパーセント(%)と仮名の間に用います。
人名など文脈上誤解を生じる場合に用います。

第1つなぎ符=BEの点
第2つなぎ符=Eの点とBの点

(b) 小見出し符

<ポイント>数字とあ行・ら行が続く場合に用います。

1語中のアルファベットと仮名の間に用います。
1語中のパーセント(%)と仮名の間に用います。
人名など文脈上誤解を生じる場合に用います。

第1小見出し符=Eの点とBEの点
第2小見出し符=Dの点とAの点

(c)文中注記符

<ポイント>文中注記符は原文注や墨字の※や*に対応させて用います。

文中注記符は語句や文の直後に用います。
文中注記符に番号がつく場合はDEの点とABの点の間に数字を挟んで書きます。

文中注記符=DEの点とABの点
文中注記符に数字がある場合(*1)=DEの点と数符(BCDEの点)と1(@の点と)ABの点

(d) 星印類

<ポイント>星印類は原文で特に必要のある段落や箇条書き前に用います。

星印類はその後ろを1マスあけます。

第1星印(※や☆)=BDの点とBDの点(主に用います)
第2星印(◎や○)=AEの点とAEの点(星印を使い分けます)
第3星印=Eの点とAEの点(星印を使い分けます)

(e) 詩行符

<ポイント>一般の文章の中で詩歌などの行替えなどを省略されている記号に対応して用います。

詩行符は前に続けて書き後ろを2マスあけます。

詩行符(/)=CDEの点
二重詩行符(//)=CDEの点とCDEの点

(f) 空欄符号

<ポイント>空欄符号は墨字の空欄をあらわす四角形に対応して用います。

空欄符号の切れ続きは分かち書きに従う。
空欄の中や前後に数字・アルファベット・カナなどがある場合は、空欄符号の前に書きその間は続けます。

空欄符号=CDEの点と@BCEの点と@BCEの点と@ABの点
空欄符号が二つ続く場合=CDEの点と@BCEの点と@ABの点とCDEの点と@BCEの点と@ABの点と続けて書きます。(図15)


5 付加記号など

(a) 伏せ字

<ポイント>語句の全部または一部を隠したことを表す場合に伏せ字を用います。

1語中に伏せ字を用いる場合は伏せ字の前後ろを第1つなぎ符で挟んで続けます。
伏せ字の後ろに助詞や助動詞がくる場合は1マスあけます。
伏せ字の前後ろは分かち書きに従います。

伏せ字の○=Dの点と@BDEの点(ま)
伏せ字の△=Dの点と@ABDEの点(み)
伏せ字の□=Dの点と@BCDEの点(む)
伏せ字の×=Dの点と@ABCDEの点(め)
その他の伏せ字=Dの点とABCDEの点(も)

(b) 連続する数字の伏せ字

<ポイント>連続する数字の一部に伏せ字がある場合は伏せ字の×を用います。

その他は上記(1)に同じです。
伏せ字の×=Dの点と@ABCDEの点(め)

(c) パーセント

<ポイント>パーセントは墨字の%に対応させて用います。

1語中の数字・アルファベット・仮名の間は続けて書きます。
パーセントと仮名の間は第1つなぎ符を挟んで書きます。
後ろに助詞や助動詞が続く場合は1マスあけます。

%=DEの点と@ABCの点

(d) アンドマーク(アンバサンド)

<ポイント>アンドマークは墨字の&に対応させて用います。

アンドマークの前後ろは1マスあけて書きます。

&=DEの点と@ABCEの点


(e) ナンバーマーク

<ポイント>ナンバーマークは墨字の#や順位数を示す#に対応させて用います。

数字との間は続けて書きます。
後ろに助詞や助動詞が続く場合は1マスあけます。

#=DEの点と@CEの点


(f) アステリスク

<ポイント>アステリスクは墨字の*に対応させて用います。

数字との間は続けて書きます。
後ろに助詞や助動詞が続く場合は1マスあけます。

*=DEの点と@Eの点


(g) 文字や数字の代わりの疑問符

<ポイント>文字や数字の代わりに疑問符「?」が使われている場合はそのまま用います。

疑問符の後ろは第1つなぎ符を用いて書きかます。

数字などの代わりの疑問符と第1つなぎ符=AEの点とBEの点。〔図16)




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(Y) 単位記号


<ポイント>アルファベットで始まる単位は外字符を前置します。

アルファベットの大文字は大文字符を前置します。
アルファベットで始まる単位に含まれる漢字や仮名は第1カッコで囲みます。
さらに、助詞や助動詞が続く場合は一マスあけます。

mm=外字符と@BCの点と@BCの点
cm=外字符と@Cの点と@BCの点
ha=外字符と@ADの点と@の点
cc=外字符と@Cの点と@Cの点
kl=外字符と@Bの点と@ABの点
g=外字符と@ACDの点
kg=外字符と@Bの点と@ACDの点
°=外字符と@CDの点
℃=外字符と@CDの点とEの点と@Cの点
時=外字符と@ADの点
時m=外字符と@BCの点
電A=外字符とEの点と@の点
電W=外字符とEの点とACDEの点
cd=外字符と@Cの点と@CDの点
lx=外字符と@ABの点と@BCEの点




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(Z) 読んでみましょう



(図18)

『書きかた』の予習です、読んでみてください。


点字読みかたの「基本編」は終了です。
「中級編」の作成を予定しています。

エクセルで学ぶ凸面(読み面)墨点字ソフト

エクセル墨点字読み面
墨点字記号読み面


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([) 学習し参考にした本など



文部省『点字学習指導の手引き(改訂版)』
日本点字委員会『日本点字表記法1990年版―日本の点字制定100周年記念』
田中 ひろし 著『点字であそぼう』
塩谷 治『はじめての点字点訳入門』
日本点字図書館『点訳のしおり』
三上 洋『100万人の点字教室』
IBM『点字編集システム ユーザーズ・ガイド』
阿佐 博 監修/遠藤 謙一 著『点字・点訳入門』
阿佐 博 監修/遠藤 謙一 著『点字・点訳の実際』
阿佐 博 監修/遠藤 謙一 著『初心者のための 点字・点訳完全マスター』
当山 啓 著『点字・点訳基本入門』
日本点字図書館『点字随想』
日本点字図書館/福井 哲也『初歩から学ぶ英語点訳 改訂版』
日本点字委員会『点字数学記号解説』
視覚障害者支援せんたー/長岡 英司『情報処理用点字のてびき』
全国視覚障害者情報提供施設協会(全視情協)『点訳のてびき 第2版・第3版』
視覚障害者支援総合センター『点字表記辞典 改定新版』
六点漢字協会『六点漢字 ハンドブック(長谷川式六点漢字)』
岩田 美津子 著『点訳絵本のつくりかた』
坂村 健 編『ユビキタスでつくる情報社会基盤』【イネーブルウェア―ユビキタス社会と体表点字・テレサポート/長谷川 貞夫】(長谷川 貞夫氏より寄贈)
パーソナルメディア株式会社『TRONWARE』【体表点字―人間における新しい文字領域とその表示方法の研究/長谷川 貞夫】(長谷川 貞夫氏より寄贈)
日本経済新聞『バリアフリーの商品開発』(E&Cプロジェクト)[河井様より寄贈]
日本野鳥の会『さわる図鑑』鳥(@庭や公園の野鳥)
日本野鳥の会『さわる図鑑』鳥(A森や林の野鳥)
平田祥浩・平田和枝 著『長谷川式六点漢字熟語辞典』(全巻:第1巻から第10巻)[東京ヘレンケラー協会](大和様より寄贈)
神奈川県ライトセンター『点訳・音訳のための医療関係用語集(増補2)』(編集:神奈川県視覚障害援助赤十字奉仕団)
平凡社『電脳文化と漢字のゆくえ』【点字と文字コード−−すべての漢字を六点漢字に/長谷川 貞夫】(長谷川 貞夫氏より寄贈)

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